[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

World Joker/Side-B

裏部屋Ⅴ No.01

ハッピーエクスタシー




[前編]

それは・・・ある占い師の予言。
満月の夜、ヒスイが誰かの子を宿す、と ―

“ヒスイとの間に、子を成したい”

シトリン、アクア、ジスト、マーキュリー、アイボリー・・・
5人の男の想いは皆、同じだった。

そして、満月の夜。
座敷の金屏風を背に、長兄のシトリンがヒスイにこう願い出た。

「母上、今宵は我らと公平に交わっては貰えぬだろうか?」
「・・・え?」

言い方を変えれば、一晩で5人の相手をするということ。
しかも同時に、だ。

「そ、それはちょっと・・・」

と、辟易するヒスイだったが。

「頼む!兄弟の争いを避けるためなのだ!!」
「そ~そ~、だって、み~んなママとエッチしたいんだから、しょ~がないじゃん」

シトリンに続き、そう発言したアクアが、ヒスイを布団に押し倒した。

「ちょっ・・・アクア!?」

兄弟で話し合い、すでに射精の順番を決めてあるのだ。
この様子だと、どうやら一番手はアクアのようだが・・・

「アクア・・・待っ・・・ん・・・」

唇による、唇への愛撫・・・ヒスイが大人しくなると、手早く肌着を脱がせ。

「は~い。先にやっちゃっていいよぉ。そのかわり~、約束守ってね~」

布団の上、全裸のヒスイを放置した。
アクアの言葉に、頷く兄弟達。
帯を解き、一斉に着物を脱いでヒスイを囲む。

「それでは、失礼します」

紳士的な口調でそう言って、ヒスイの上に乗ってきたのは、マーキュリーだった。



※性描写カット

 

「貴方は何も考えず、脚を開いていればいい ― 」



※性描写カット

 

「そろそろいいんじゃね?」と、アイボリー。
「そうだね」



※性描写カット



「あー・・・そろそろ出そうだわ・・・ジスト交代して」
「あ!うんっ!」

兄弟の間でそんな会話がされ。

「んく・・・ッ!?あ・・・」



※性描写カット



「ヒスイ・・・好き・・・」



※性描写カット
 
 

ジストの次は、再びマーキュリー、継いでアイボリー。



※性描写カット



「気分はどうだ?」

付き添っていたシトリンに、声をかけられると。
ヒスイは

「お・・・かしく・・・なりそ・・・」

とだけ言って、再び喘ぎ出した。

「心配するな。壊すような真似はしない」

「我々は皆、貴方を愛しているのだから ― 母上」

・・・と。
限りなく男前にシトリンが告げた、その時。
堂々と、アクアが着物を脱ぎ捨てた。

「のぁっ!!何だそれは!!」

予想外の展開に、目を丸くするシトリン。



※性描写カット



[後編]


“壊すような真似はしない”

そう、約束したばかりだというのに。



※性描写カット



「お前、母上を傷つける気か!?」

アクアの腕を掴み、制止するシトリン。
しかし、アクアはその手を振り払い。

「ぐ・・・」
(おのれ・・・なんというドSっぷりだ・・・)

狡賢く、そのうえ度胸も半端ない。
アクアを御すのは難しかった。

「さぁてとぉ~」

ヒスイの足元で膝立ちになり、唇を舐めるアクア。



※性描写カット



「も~ちょい、可愛がってあげたかったんだけどぉ~、あと4人残ってるし~、そろそろ終わりにしたげる~」
「あッ・・・ん!!!!!」

「次はシトリン兄さんの番ですよ」

落ち着いた声で、マーキュリーが言った。

「あ・・・いや・・・」

アクアのハードプレイの直後では、ヒスイもさぞ疲れていることだろうと思う。

正直、やりにくい。

「しばし休憩を・・・」

湿った布団の上、後ずさりするシトリンだったが。
またもやそこで予想外の展開となった。

「!!おい、何をする気だ!?」



※性描写カット



「シト兄、興奮しすぎ~ぃ」
「興奮するに決まっているだろう・・・母上だぞ?もっと丁重に扱えと言っているのがわからんのか・・・」
 


※性描写カット


 
「母上・・・すまん・・・」

シトリンから引き離され。
お次の相手はマーキュリー。



※性描写カット

 

「幸せでしょう?こんなに愛されて」



※性描写カット

 

マーキュリーに続くジスト・・・だが。



※性描写カット



それから・・・5人目の男、アイボリー。



※性描写カット



今宵の営みは終了となった。

エンディング。
5人兄弟、縁側にて。

「俺達元々、兄弟だし。産まれても、誰の子かわかんなくね?」

と、満月を見上げるアイボリー。
一晩で全員が交わったのだから、尚更だ。

「・・・・・・」×5

確かに・・・金髪か、銀髪か、それくらいしか識別できない。
しかしそこで。

「・・・大した問題ではないだろう」

シトリンが言った。

「産まれた子を、全力で愛し、育むだけのこと」
「そうだよなっ!」と、ジスト。
「そうですね」と、マーキュリー。
「そうすっか!」と、アイボリー。
「ま~、いっかぁ~」と、アクア。

長男シトリンの言葉に、揃って頷く。が。

「・・・・・・」×5

自分の子だったらいいのに~という願いはやはり潰えない。
誰の子が産まれるかは・・・十月十日後の、お楽しみ。


+++END+++

ページのトップへ戻る