番外編(お題No.17)
精霊祭り
“ヒスイが産まれる前の話”「世界はキミのために」「世界に咲く花」「珊瑚の夜」を読破していないと意味不明かもしれません。
サンゴと寝た初めての夜は、別れの刻を知った夜でもあった。
・・・けどま、大丈夫だろ。俺って天才だし。
「で、サンゴがさぁ~・・・」
ノロケ魔。メノウ。
妻、サンゴのことを話し出すと止まらない。
聞き役は熾天使のコハク。
吸血鬼のサンゴが眠りにつく朝方、必然的に二人で食べる朝食。
朝から焼きたてのクロワッサン。絞りたてのジュース。新鮮なサラダとベーコンエッグが並ぶ食卓。
サンゴと熱い夜を過ごしたメノウは最高に機嫌がいい。
「そんなにいいものですか、セックスって」
つられて笑顔になりながらコハクが訊ねた。
「僕、全然わからないんですよね~・・・そういう人間の愛情表現って」
「やってみりゃいいじゃん。お前なら相手に困ることもないだろうし」
「いやぁ~・・・僕、性欲ないですから」
「あ~・・・七つの大罪かぁ・・・」
貧欲・憤怒・怠惰・大食・傲慢・嫉妬、そして淫欲。
神直属の天使は、これらの罪を犯さない。
「生涯ただ一人の相手にのみ、解禁になるらしいですけど」
今は他人事だ。
(僕を殴ったあの子が相手だったら・・・)
瞳に焼き付いて離れないヒスイの姿を思い出し、そんなことを考える。
(っていうか、メノウ様と同じ顔っていうのが引っかかる・・・。
ひょっとして僕、メノウ様のこと好きなのかな・・・それはちょっと・・・どうなの・・・)
「う~ん・・・」
「何唸ってんの?」
「いえ、何でも」
(・・・ん?待てよ)
不思議顔で覗き込んでくるメノウを軽くかわし、そこで閃く。
(メノウ様の顔で、銀髪。それってメノウ様とサンゴ様の子供って可能性が高い・・・ような)
以前から子供を欲しがっていたメノウ。
サンゴという生涯の伴侶を得た今、新しい命に逢える日は
そう遠くない筈だ。
「メノウ様、子供は・・・」
「うん、作るよ」
「頑張ってくださいね」
メノウの子供が運命の相手。
勝手にそう結論づけたコハクが激励。子作り熱烈推奨。
「協力しますんで。やりまくってください」
「当然!やりまくる」
コハクもメノウも頭の回転が速く、会話はいつも盛り上がる。
特にエロ話。
“わからない”と言いながらも、コハクがガッツリ食い付く。
二人はオレンジジュースで乾杯し、笑い合った。
「そうそう。次の満月。サンゴ様とお出かけしたらどうですか?」
「ん?ああ、そっか。“精霊祭り”だっけ」
10年に一度のイベント。
精霊使いと契約し、“外”に出ていた精霊達が森へ還ってくる。
いわば、精霊の同窓会みたいなものだ。
「だからシンジュを森へ還したんでしょ?」
光の精霊、シンジュ。
メノウに仕える精霊・・・だが、堅物でコハクとメノウの猥談には絶対参加してこない。
かつてはエクソシストメノウの“武器”として活躍していたが、コハクがメノウに召喚されてからというもの、めっきり出番がなくなり姿を現す機会も減った。
「リフレッシュ休暇のつもりで言ったんだけどさ」
『しばらく森で遊んでおいで』
主人にそう宣告されたシンジュ。
忠誠心の強さに比例して、多大なるショックを受けたようだった。
パッと姿を消したきり、連絡がない。
「完全にふて腐れてますよ、シンジュ」
「お前と違って神経質だからなぁ~・・・アイツは」
「メノウ様がエクソシスト辞めてから、暇になっちゃいましたもんねぇ」
「そうそう。お前みたいにさ、好き勝手やってくれればいいんだけど」
シンジュの場合、ひたすらメノウの命令を待っている。
「主従って言っても、プライベートまで縛るつもりないしさ」
「ですよねぇ~・・・」
ウン、ウン、とコハクが相槌を打った。
『あなたと一緒にしないでください』が、口癖のシンジュ。
常にコハクを敵視しているのだが、コハクにはイマイチ伝わらない。
それもまたシンジュのストレスとなっていた。
「それにお前達仲悪いし」
「僕はそんなつもりないですよ?」
「お前にはなくても、アイツにはあるんだよ。要は性格が合わないんだろ」
「そうかなぁ~・・・」
コハクは不服そうだ。
自分はこれ以上ないくらいフレンドリーに接しているつもりなのだ。
攻撃担当のコハクと回復・防御担当のシンジュ。
毎回微妙に息が合わないのだった。
「まぁ、それはさておき・・・」
と、コハクが話を切り替える。
「精霊祭りです。メノウ様はご存じですよね?」
「うん。森の精霊達が放つ“歓迎の光”が綺麗なんだよな~・・・よし、サンゴにも見せてやろっ!」
「じゃあ、僕、お弁当作ります」
「うんっ!よろしく♪」
編み物上手のサンゴ。
手先が器用で、料理も当然上手い。
・・・味付けに問題があることを除けば。
魔界暮らしが長いサンゴは、かなり個性的な味覚の持ち主だった。
見た目は実に美味しそうなサンゴの料理。
しかし、その味は愛があってもフォローしきれない。
結局、料理はコハクがしているのだった。
精霊祭りの夜。
パアァァ~・・・ッ
シンジュが泉の周囲に結界を張る。
「お疲れ様。君の忠誠心には脱帽だ」
お花見の場所取りのようなもので、メノウとサンゴの為の場所をシンジュはしっかりと確保していた。
不機嫌そうな顔をしていても、仕事はきっちりこなす。
「折角の精霊祭りなんだから、ハネを伸ばしてきたら?ここは僕が引き受けるから」
と、努めて爽やかにコハクが言った。
「結構です。この結界の維持は私にしかできませんから」
シンプルなシンジュの回答。
話はそこで終わる。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
泉のほとり。
「サンゴっ!こっち!こっち!」
サンゴの手を引いてメノウが走る。
「メノウさま・・・っ、そんなに走ったら・・・転んでしまいま、あ」
サンゴがドレスの裾を踏む。
「わ・・・っ!?サンゴっ!?」
べしゃっ!
前に倒れるサンゴを支えようとするが、一緒になって潰れてしまう。
年上で大柄なサンゴと、年下で小柄なメノウ。
そこに生じる体格差はどうにもならない。
「メノウさま・・・っ!大丈夫ですか?ごめんなさい。重いでしょう」
サンゴに押しつぶされて、嬉しい酸欠。
苦しくても、嫌じゃない。
慌ててどこうとするサンゴの銀髪を一束引っ張り、ねだる、キス。
「サンゴ」
「はい」
唇だけが軽く触れる、清純派式キス。
サンゴにはありとあらゆるキスを教えたが、結局最後はこれに落ち着いた。
初めはスタイルにこだわっていたメノウもサンゴのキスなら何でもいいと思うようになっていた。
「サンゴ、もう一回」
「はい」
「ん~・・・もう一回」
「はい、メノウさま」
「も、一回だけ・・・」
「はい」
ソフトな焦らされ感。
もっと触れていたいのに離れてしまうサンゴの唇。
メノウの“もう一回”は止まらない。
「・・・何を熱心に見ているんですか?」
珍しくシンジュからコハクに声を掛けた。
結界の内側、泉からは少し離れた老木の根元に座り込んで待機中の二人だったが、コハクがあまりにも楽しそうに泉の方を見ているので気になったのだ。
「いやぁ~、メノウ様からしっかりテクニックを盗んでおかないと」
「はぁ?」
「僕も将来的に必要になるハズだから」
「何を言っているんですか・・・あなたは。全く意味がわからない・・・」
「メノウ様が子供を欲しがってるのはシンジュも知ってるよね?」
コハクが馴れ馴れしい口調で説明をはじめた。
「メノウ様とサンゴ様の間に産まれるのは、たぶん女の子で。僕がお嫁さんに貰おうと思ってるんだ」
「はぁぁ~っ!?頭、大丈夫ですか?」
信じられない思考回路。
コハクの突飛な発言にシンジュは金切り声を上げた。
「大丈夫じゃない・・・かな」
我ながら思う。
夢物語に近い妄想にコハクは苦笑いを浮かべた。
プチッ。
「あ・・・」
何回キスをしたかわからない程に、唇を重ねるに重ね、満足したメノウはサンゴに見せるための“光”を呼びに結界の外へ出た。
結界の中、ひとり残されたサンゴが、泉を覗き込んだ時だった。
「メノウさまから頂いたネックレスが・・・」
切れて、泉にポシャン。
追って、スラリと長い腕を泉に突っ込むが、何も掴めない。
ズルッ・・・
「きゃ・・・」
「サンゴっ!!?」
泉に落ちて、沈んでゆくサンゴ。
メノウが戻ってきた時には、大きな波紋が残るのみ。
「あ~!もう!アイツら何やってんだよっ!!」
そんなことを言われても、光属性のコハクとシンジュは闇属性のサンゴに触れることができない。
サンゴの護衛としては不適任だった。
精霊の泉は季節によって水深が変わる。
(今が一番深い時期じゃん。ついてないなぁ・・・)
額に人差し指を当て、呪文を唱える。
瞬時に大人の姿へと変貌し、メノウは泉に飛び込んだ。
(サンゴの前でこの魔法は使いたくなかったんだけど)
14歳の体ではサンゴを引き上げることができない。
ポタポタポタ・・・
濡れ鼠になって、サンゴを救出。
人工呼吸を施すと、サンゴは大量の水を吐き、意識を取り戻した。
ゲホッ・・・ケホ、ケホ・・・
咳き込みながら、紅い瞳でメノウの姿を捉える。
そして第一声。
「どちら様・・・ですか?」
「え?」
(わかんないの?マジかよ・・・)
「助けていただいてありがとうございます。あの、それでメノウ様は・・・」
声が聞こえた気がする、と、言って周囲をキョロキョロ・・・
「・・・・・・」
(う~ん・・・わかんないもんかなぁ・・・)
水面に映る自分の姿。
(まぁ、10年もサバ読めばこんなもんか。なら・・・)
面白いことを閃いた。
「ね、そのメノウって奴、キミの何なの?」
「旦那様です」
「旦那様・・・ね」
(他人行儀な言い方だなぁ・・・もっとこう、“主人”とか“夫”とか“亭主”とかって言って欲しい・・・)
「結婚してどれくらい?」
「4ヶ月です」
「へぇ・・・新婚じゃん」
「はい」
「・・・って、何してんの?」
サンゴが再び泉を覗き込んでいた。
「ネックレスが・・・」
(成る程ね、アレを拾おうとしてたのか)
結婚指輪の次にプレゼントしたシルバーのネックレス。
「そんなのまた買ってやるって」
「え?」
「・・・って、言うと思うよ、そのメノウって奴もさ」
(あぶね~・・・うっかり口が滑った・・・)
「・・・いえ。私、取りにいきます」
「わ~っ!待て!待て!さっき溺れたばっかじゃん!」
身を乗り出すサンゴを慌てて制止。
「泳げます。たぶん。気合いで」
「・・・・・・」
(サンゴ・・・頑固なんだよな・・・)
おっとりしていても、言い出すときかない性格だ。
「あ~、も~、いいよ、俺が行くから」
サンゴを地上に留め、再び潜る・・・
「ほら」
「あ・・・ありがとうございます~・・・」
手渡されたネックレスを握りしめ、感激するサンゴ。
「何とお礼を申し上げたら良いか・・・」
瞳を伏せて、儚く微笑む。
「メノウさまとの思い出の品は、ひとつも無くしたくないんです。
すみません。我が儘を言って・・・」
「・・・別にいいよ」
“思い出の品”
サンゴの言葉にチクリと胸が痛んだ。
(まだ、思い出になるのは早いだろ)
そんなことを思う。
「・・・ねぇ、そのメノウってさ、どんな奴なの?」
「まだ若いのにとても子供を欲しがっていて」
話し出して、サンゴが笑う。
「初めは驚きましたけど・・・メノウさまはたぶん・・・寂しがりなのだと思います。
朝から晩まで、賑やかなのがお好きなのでしょうね」
(サンゴ・・・)
「キミは、子供欲しいと思う?」
「はい」
投げかけられた質問に、ひとつひとつ丁寧に回答してゆくサンゴ。
「私は、病気でもうあまり長くないのですが」
ドクン・・・
考えないようにしてきたこと。
さっきより深い痛みが襲う。
「死ぬ前に子供を残せたら、って時々考えます。その子供が男の子でも女の子でも・・・」
“顔がもし私に似ていたら、いっぱい笑いかけてあげて”
“声がもし私に似ていたら、たくさん名前を呼んであげて”
私が・・・できなかった分まで。
「そしてもし、メノウさまに似ていたら、メノウさまはきっとそれだけで喜んでくれるでしょうから」
できることならメノウそっくりな子供を産みたいと笑って、サンゴの話は終わった。
「・・・愛してる?」
「はい、愛しています」
最後の質問。最後の回答。
「・・・ごめん」
「え?」
「俺なんだ。俺、メノウ」
「はい?」
言葉の意味は理解できても、状況が納得できない。
サンゴはいつにも増してぽわんとした表情で、メノウを見つめている。
「あ~・・・実はこのカッコで女ひっかけて遊んでたんだ」
結婚前の話だと慌てて弁解する、24歳のメノウ。
“天才”の完璧な魔法。
サンゴよりも背が高く、年相応の骨っぽさがある。
持ち前の美形はそのままで、未来のメノウの姿だと普通は気付く。
「・・・・・・」
自分に呆れてか、メノウに呆れてか、とにかくサンゴは言葉を失っていた。
「・・・な、サンゴ。このカッコで、してみる?」
「・・・え?」
「コレだったら、サンゴを抱き上げることもできるし、今よりずっと気持ち良くしてやれると思うけど・・・」
「いいえ。早く元に戻ってください」
女神の如き微笑みで、即答。そして更に
「それまで触らないでくださいね、メノウさま」
と、付け加えた。
さりげなく、キツイ。
「ん!」
それでも嬉しかった。
メノウはすぐさま本来の姿に戻り、正座で待つサンゴに抱きついた。
「・・・サンゴとは、ホントの姿でしたいんだ、俺。だから・・・」
「メノウさま、私、今でも充分気持ち良いです」
メノウの言葉を遮って、サンゴが言い切る。
「私は、今のメノウさまのほうがずっと好きですよ」
ふわり・・・とサンゴが抱き締める。
「ん~・・・サンゴっ!」
サンゴを見上げて唇を突き出す。
するとサンゴがキスをしてきた。
それもメノウが教えたことだが、ちゃんと気持ちが込められている。
「サ~ン~ゴっ!」
「はい」
ちゅっ。
俺は男なんだから。
サンゴをしっかり守ってやらなきゃいけないのに。
・・・甘えたくて仕方がないんだ。
「サンゴ」
「メノウさま」
濡れた服を脱いで、抱き合う。
「ん・・・」
くちゅ。じゅるっ。
再びキスをして、舌と舌を絡め合い、お互いの唾液を啜る。
「メノウ・・・さま・・・」
大胆なM字開脚。
サンゴは自ら仰向けに倒れ、両手を広げた。
そこにメノウが飛び込む。
挟まれると窒息しそうなサンゴの爆乳が大好きだ。
尖りだしたサンゴの乳首を吸って、舌で転がして、優しく、執拗に責める。
掴みきれないサンゴの乳房にゆっくりと指を食い込ませ、たぷたぷと揉み絞った。
「あ・・・」
時折、指の隙間に乳首を挟み、コリコリと刺激する。
「ん・・・う・・・んん・・・」
小さく呻くサンゴの声。
うっとりと気持ちのいいメノウの愛撫。
サンゴの割れ目から、愛液は絶えず溢れ出していた。
乳頭はメノウの唾液でしっとりと濡れ、愛液と共に月の光を
浴びて輝く。
「サンゴ・・・」
大きく開かれた股の間、肉の重なりを押し広げて、ねじ込む、指。
「あ・・・っ、う・・・んっ」
中指・・・人差し指・・・薬指・・・まだ入る。
(・・・こんな時、指がもう少し太かったら・・・とか思うけど・・・)
「・・・メノウ・・・さま」
サンゴの内側がきゅっ、と締まった。
メノウの手に自分の手を重ね、微笑む。
これでいいのだ、と。
「・・・サンゴ」
(優しいサンゴ。年中ボケてるくせに、いつもちゃんと欲しいものをくれるんだ)
「はっ・・・あ・・・メノウ・・・さま・・・」
弾む乳房を掴んだまま、サンゴの内奥へと若い精液を放出するメノウ。
「あん・・・あ・・・ん」
サンゴは可愛らしい悲鳴をあげて、一滴残らず受け止めた。
「あの時見た“光”が忘れられなくてさ。ひとりになった今でも・・・」精霊祭りには必ず顔を出すのだと、コハクに語る。
今夜は満月。
精霊祭り。
「最高の心残りは、ウェディングドレスを着せてやれなかったことだなぁ・・・。それだけは、今でも後悔してる」
「・・・逢いたいですか?サンゴ様に。トパーズなら・・・なんとかできるかもしれませんよ?」
「ん~・・・いいや」
夜空に浮かぶ、無数の光。
「逢いたいけど、ソレって反則だろ?」
懐かしい、森の匂い。
「失った命は戻らないんだよ。それが世界のルールだ」
「重い言葉だなぁ・・・命は大切にしないと・・・ですね」
「お前が言ってもなぁ・・・」
かつての殺し屋コハクの言葉に苦笑い。
「いや、いや、これでもすいぶん改心を・・・」
本人も苦笑いの言い訳。
「ま、少しはマトモになったかな」
「でしょ?」
二人揃って、天空を仰ぐ。
「お父さんっ!」
・・・サンゴの、声。
「祖父殿っ!」
・・・サンゴの、胸。
「ジジイ」
・・・サンゴの、瞳。
サンゴの欠片が散らばる・・・愛しい世界。
欠片を全部集めたら、サンゴの姿が見えるから。
俺はここで、生きてゆける。
「俺さ、お前にすっげ~感謝してんの」
「何ですか、いきなり」
「見ろよ、この子沢山。宝の山だ」
新たに3人の命が加わって。
賑やかなこと、この上ない。
「なんの。まだまだ産まれますよぉ~」
「こりゃ当分死ねないなぁ」
「ええ、逝かせませんよ、メノウ様」
目標1ダース!とコハクが笑う。
「・・・僕だって、感謝してます」
ヒスイを僕に与えてくれた、メノウ様に。
「ま、そりゃ当然だな」
くすっ。
「・・・ですね」
+++END+++