World Joker

―外伝―

TEAM ROSE



[ 07 ]


「あ・・・ん・・・んんッ!!」(も・・・おく・・・きて・・・)
コハクBの亀頭が、少し湿った子宮口を優しく撫で回す。
「あッ・・・ひッ・・・!!」
先の子宮が、あたたかな快楽に包まれ。
もうそれだけで、ヒスイの焦点が合わなくなる。
「あ・・・あ・・・」
「やっぱり、さっきのでちょっとイッてたんだね」
可愛い、と。緩み始めたヒスイの頬にキスをするコハクB。
ぬちゅ・・・亀頭を子宮口から離し。
ぬぢゅッ!ぬぢゅッ!ピストンを開始した。
「あッ!あッ!おにい・・・っ!!あッ!あんッ!あんッ!」
激しくうねる膣襞の中で、ペニスもまた激しく動く。
「あッ!はッ!ああ・・・ッ!!」(なか・・・どろどろ・・・して・・・)
摩擦熱で、膣穴がどうにかなってしまいそうだった。


「あッ」「あうんッ!!」「はッ・・・あ!!」「あー・・・!!」


ヒスイは逆手で枕を掴み、突き上げられる度、汗でいやらしく光る裸体を悩ましげにくねらせた。
ピストン中に溢れ出した愛液がアナルを濡らし、それからポタポタとシーツに落ちて、染みを作っていく。
間もなく・・・
「あ・・・ふうッ!!んッ・・・んんッ!!」
ヒスイの下腹が震え始めた。
コハクBの下、思いっきり両脚を拡げているのに、反して膣口はきゅうきゅうと締まり。執拗にペニスと擦れ合う。
「あッ・・・!!あ・・・あぁッ!!」(これ・・・また・・・イッちゃ・・・)
その時だった。


「あ」


ぐちゅんッ!コハクBのペニスが最奥に突き立てられ。
次の瞬間、そこから壮絶な快感が溢れ出した。
「――っ!!あぁぁぁぁぁー!!!!」
一気に押し流され、ヒスイが達する。
「はぁっ・・・はぁっ・・」
拡げたままになっている両脚の間から、絶頂膣がぐちぐちとペニスに纏わりつく音が漏れる。
「はぁはぁ・・・あ・・・おにぃ・・・」
灼けつく子宮を、いつものように、射精で鎮めて貰えるだろうと思っていた。
ところが、そうはならず。
「おにぃ・・・あ、アッ、あッ、ア・・・ッ!!」
両手をシーツに押し付けられた状態で、収縮する膣肉を硬いペニスでほぐされる。
「んぃ・・・ッ!!あ・・・!!」
慣れているため、それも快感ではあったが。
「あッ・・・なん・・・で・・・んッ、んッ・・・はぁ・・・ッ!!」
ズッ、ズッ、ペニスの出入りに縦揺れしながら、時々ビクンッ!と体を跳ねさせるヒスイ。
快感と混乱の入り混じった顔でコハクBを見上げた。
ちゅっ。不安げなヒスイの唇にキスをして。
コハクBは少し困ったように笑うと、こう答えた。
「そういう約束なんだ」
「そう・・いう・・・やく・・・そく・・・?」
「そう、オリジナルとね」


「だから、こっちを使わせてね」


その言葉と共にペニスが抜かれ。
「!?ひぁ・・・」
仰向けから、うつ伏せへ、反転する体。
腰を持ち上げられたかと思うと・・・
「んぐ・・・ッ!!あ・・・!!あぁ・・・ッ!!」(おしりにはいっ・・・)
膨らんだ亀頭がピンク色の菊門を押し破り、そこで精を放った。
「!!ひぁ・・・あ・・・あああ!!!」
膣で得た快感が消し飛ぶほどの衝撃。
直腸に広がるその熱にヒスイが気を遣っている間に、挿入が済んでしまう。
「あッ・・・あん・・・」
シーツに涎を垂らし、ヒスイが甘く喘ぐ。
膣に挿入された時と同じように、骨盤が蕩け落ちそうになっていた。
若干苦手意識はあるものの、性愛器官として開発されている場所だ。
愛する男のペニスで気持ち良くなってしまうのだ。
「あ・・・ふぁ・・・」
コハクBのペニスを根元までしっかり咥え、その拡張感に酔い痴れているヒスイ。
「くすっ、ローション代わりに一回出したけど、必要なかったみたいだね」
精液を薄める勢いで、腸液が盛んに分泌されている。
大きく引き伸ばされた菊門がひくひくと動き、それらをこぼし始めていた。


「・・・好きだよ、ヒスイ」


コハクBは、紅い目を細め、愛の告白をしてから。
ヒスイのお尻に詰め込んだペニスを動かし始めた。
「あッあッ・・・あッ・・・はぁ・・・あ・・・ん・・・」
きゅぷっ・・・ぎゅぷっ・・・
お尻の内側から沸き上がってくる快感が、ねちっこく、背骨に絡みついてくる。
「あ・・・はぁ・・・」
反らせた背中にじっとりと汗が滲んだ。
コハクBは腰を振りながら、ヒスイの肌に浮いた汗を唇で拾っていった。
「あ・・・ふぁぁ・・・おにいちゃ・・・ぁ・・・」
そのまま、ぐちゃぐちゃに掻き回されて。
頭の中も同じ状態に。それが表情にも現れる。
セックスの時にしか見せない、悦びの顔。
「んふぁ・・・おにい・・・ちゃん・・・」(おしり・・・きもちい・・・)


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